【noiサプリメント】栄養素のお話② ビタミンB1

ビタミンB1 化学名 チアミン thiamin

 
こんにちは!
管理栄養士のI♡です。
 
今日はビタミンB群を構成する一つビタミンB1のお話です。
 
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ビタミンB1とは      

ビタミンB1、ビタミンの一種です。体の中で作ることができないので、食べ物から摂取する必要があります。水に溶けやすい「水溶性ビタミン」なので、水洗いや加熱で失われやすいので注意が必要です。市販の栄養ドリンクに使われていることが多く、お米の消化に深く関係のあるビタミンであるため、日本人にとってとても身近な栄養素だと言えます。
 
【ビタミンB1の働き】
・ご飯や芋などの糖質をエネルギーに変える「酵素」の手伝いをします
・脳、手足の神経の働きを正常に保ちます
 
【ビタミンB1が不足すると】
・疲れやすくなる
・筋肉痛になりやすい
→糖質をエネルギーに変えることができず、乳酸という疲労物質がたまってしまう

さらにビタミンB1不足が続くと、「脚気」になる
・全身のだるさ、食欲低下、手足のしびれ、むくみなどの症状
 
【ポイント】
アルコール分解にも「ビタミンB1」が必要です。お酒を沢山飲む人はそれだけビタミンB1が必要になります。ビタミンB1不足が続くことにより「ウェルニッケ脳症」という眼球や記憶力障害の病気にかかりやすくなってしまいます。お酒を飲む人は特に意識をしてビタミンBを摂りましょう
 
【ビタミンB1はどんな食品に多く入っている?】
・豚肉、ハム
・大豆、豆類
・玄米や胚芽精米
・うなぎのかば焼き
 
【ビタミンB1摂取のポイント】
ビタミンB1は穀物の皮に多く含まれます。主食の白飯を玄米や胚芽精米にすることで、ビタミンB1を手軽に取ることができますよ。
 
【ビタミンB1はこんな人におすすめ】
・インスタント食品をよく食べる人
・ご飯や麺類などの糖質をよく食べる人
・アルコールをよく飲む人
・運動によるエネルギー消費量が激しい人(ランニングをする人など)
 
【ビタミンB1を摂り過ぎると?】
・普通の食生活では過剰摂取になることはまずありません。多く摂ったとしても、尿と一緒に排泄されるので心配はありません。
 
【ビタミンB1のマメ知識】
・ビタミンB1は日本人の鈴木梅太郎が1911年に発見した栄養素! ですが、彼の発見は世界に認められず、後発のアメリカ人やオランダ人に取られる形となってしまい、ノーベル賞受賞は叶いませんでした。しかし彼の地道な研究成果は現在の私たちの生活に大きな功績を残しています。
・沢山のビタミン類が発見されていく中で、「脂に溶けやすいビタミン」をビタミンA、「水に溶けやすいビタミン」がビタミンB、となりました。だから、ビタミンBは世界で最初に発見されたビタミンなのに「B」となっています。
 
 
参考文献
◎上西一弘(2008)栄養素の通になる 第3版 女子栄養大学出版部P.80~85
◎中村丁次監修(2005)栄養の基本がわかる図解辞典 成美堂出版P.84~85