【noiサプリメント】栄養素のお話⑨ 葉酸について

葉酸 化学名 pteroylglutamic acid   ビタミンB9

 
こんにちは!
管理栄養士のI♡です。
 
今日はビタミンB群を構成する一つ葉酸のお話です。
 

葉酸とは      

葉酸は、ビタミンの一種です。体の中で作ることができないので、食べ物から摂取する必要があります。水に溶けやすい「水溶性ビタミン」なので、水洗いや調理による加熱には、注意が必要です。調理中には、95%が水に流れてしまいます。ですので、汁ごと飲める料理がおすすめです。また光に弱いため、日の当たる場所に放置しない方がいいでしょう。
 
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【葉酸の働き】
・ビタミンB12とともに、新しい赤血球を正常に作り出すために必要です。
・細胞の遺伝情報が詰まっている、DNA(デオキシリボ核酸)の合成に必要な成分です。
 
【葉酸が不足すると】
・葉酸が不足すると赤血球が正常に作られず、貧血の原因になります。巨赤芽球性貧血(悪性貧血ともいう)と言い、赤血球のもとになる赤芽球が大きくなる貧血です。動悸、息切れがする、疲れやすい、舌がぴりぴりする事がある、脚の感覚がなくなる事もある貧血です。
・胎児の神経管閉鎖障害(胎児の奇形や下半身麻痺)
妊娠のごく初期に葉酸が不足することで、神経管閉鎖障害になる危険性があります。
・動脈硬化の引き金になることもあるそうです。
 
【葉酸が良く含まれている食品】
・レバー(牛、鶏、豚)
・緑黄色野菜(菜の花、ブロッコリー、ほうれん草)
・納豆
食事から摂る葉酸の吸収率は、50%程度、サプリメントからは85%程度とされています。食事から摂る方は、吸収質が悪いです
 
【葉酸はこんな人におすすめ】
・妊娠を希望する方
・巨赤芽球性貧血をお持ちの方
・動脈硬化の予防をお考えの方
 
【葉酸を摂りすぎると?】
・食べ物から摂る場合は、摂りすぎる心配はありません
 
【葉酸のマメ知識】
・神経管は妊娠したごく初期に胎児に出来ますが、発達すると脳や脊髄になる器官です。そこに障害が起き奇形や下半身麻痺などを伴うことを、神経管閉鎖障害と言います。葉酸は細胞が作られる時に必要なビタミンで、神経管閉鎖障害になる危険性を少なくすることが明らかになっています。ですので、妊娠がわかってから葉酸を多く摂るのではなく、妊娠を考えている時や可能性がある段階で摂るようにしましょう。
・葉酸の名前の由来は、葉っぱであるほうれん草から抽出されたからです。名前の通り、葉野菜には葉酸が多く含まれています。
 
 
参考文献
◎「ビオチンの摂取を阻害する食物」メタボの栄養Blog
http://eiyou.hontonano.jp/vitamin/0410water/060-biotin.html(参照2015-06-01)
◎上西一弘(2008)栄養素の通になる 第3版 女子栄養大学出版部P.110~115
◎中村丁次監修(2005)栄養の基本がわかる図解辞典 成美堂出版P.92~93