【noiサプリメント】栄養素のお話⑰ ビタミンDについて

ビタミンD 化学名 calciferol

 
こんにちは!
管理栄養士のI♡です。
 
今日は意外と知られていない、ビタミンDについてお話しますね。
 

ビタミンDとは      

ビタミンDは、ビタミンの一種です。食べ物から摂るほか、日光に当たることで人の皮膚でも作られます。
油に溶けやすい「脂溶性ビタミン」のため、水洗いなどで失われる心配はありせん。きくらげや干ししいたけを炒めるなどして、油と一緒に摂ることで吸収が良くなります。
 
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【ビタミンDの働き】
・カルシウムは食べただけでは骨にはなりません。ビタミンDの活躍がなければ、有効に利用されないのです。食物から摂取されたビタミンDや紫外線をあびて皮膚で作られたビタミンDは、体内で活性化され活性型ビタミンDになります。
・活性型ビタミンDは、体内のカルシウムの働きを調節するホルモンのようなものです。カルシウムの吸収を高めたり、血液中のカルシウム濃度を一定に保つなど、骨にとってさまざまな働きをしています。
・活性型ビタミンDは、血液中のカルシウムを骨へ運び、カルシウムが骨にくっつくのを助けます。そうすることで、丈夫な骨や歯の形成に役立ちます。
 
【ビタミンDが不足すると】
・乳幼児に不足すると、クル病になります。成人では、骨軟化症になります。どちらも、背中や胸、足など体中の骨が変形し、曲がってしまう病気です。
・閉経後の女性や高齢者の場合、骨粗鬆症の原因になります。カルシウムを摂っても、ビタミンD が足りないことでカルシウムの吸収・合成が悪くなるからです。
 
【ビタミンDが良く含まれている食品】
魚介類(丸干しイワシ、サケ、サンマなど)
きのこ類(きくらげ、干ししいたけなど)
 
【ビタミンDはこんな人におすすめ】
・夜型生活の人
・日焼け止めや、紫外線を遮断する化粧品を使用している人
・高齢者(皮膚での、ビタミンDを作る力が低下しているため)
 
【ビタミンDを摂りすぎると?】
・ビタミンDは、摂りすぎに注意が必要な栄養素です。食事で摂りすぎが起こることはほとんどなく、サプリメントなどで大量に摂った場合に起こりやすいです。
・血液中のカルシウムの濃度が上がり、全身倦怠感(だるさ)や食欲不振、嘔吐を起こします。
・血管の壁や内臓に、不必要なカルシウムをくっつけてしまう原因になり、腎不全(体の中に有害なものが溜まる)などを起こすこともあります。
 
【ビタミンDマメ知識】
・ビタミンDは、紫外線に当たることで人の皮膚でも作られます。紫外線量の多い春から夏にかけてビタミンD濃度は高く、紫外線量の少ない冬には低くなります。冬こそ、積極的にビタミンDを摂りましょう。
・ビタミンDには筋力を維持あるいは、高める働きがあります。そのため、骨折の原因である転倒を防止します。ビタミンDの栄養状態が良い人の方が、転倒が少ないと言われています。

 
 
参考文献
◎上西一弘(2008)栄養素の通になる 第3版 女子栄養大学出版部P.140~145
◎中村丁次監修(2005)栄養の基本がわかる図解辞典 成美堂出版P.78~79
◎「ビタミンD3って知ってる?」RICHBONE
http://www.richbone.com/recp/cal/main/bd3.htm (2015-06-24)