【noiサプリメント】栄養素のお話㉑ カリウムについて

カリウム 元素記号 K

 
こんにちは!
管理栄養士のI♡です。
 
今日はナトリウムと一緒に働く、カリウムについてお話します。
 

カリウムとは      

カリウムは、多量ミネラルの一種です。水溶性で、調理中に損失しやすい栄養素です。水に溶けやすいので、みそ汁など汁ごと食べられる料理がおすすめです。
 
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【カリウムの働き】
・細胞が活動するためには、その内外に水分が必要です。細胞の中の水分(細胞内液)にはカリウムが、細胞の外の水分(細胞外液)にはナトリウムがそれぞれ多く含まれています。これらは、つねに適正な濃度を保つように調節されています。カリウムとナトリウムのどちらが欠けてもバランスがくずれ、細胞は機能しなくなります。カリウムはナトリウムと共に生命の活動そのものを維持しています。
・筋肉を伸び縮みする働きを、正常に保つために働きます。
 
【カリウムが不足すると】
・多量に汗をかくことや激しい下痢、利尿剤の服用以外で不足することはまずありません。様々な植物性の食品に含まれているからです。
・高血圧は、ナトリウムの摂りすぎでなる場合があります。カリウムは、ナトリウムを体外に排泄しやすくするので、カリウムが不足すると高血圧になりやすくなります。
 
【カリウムが良く含まれている食品】
・野菜(ほうれん草、春菊など)
・果物(バナナ、キウイフルーツ、りんごなど)
・魚介類(サワラ、カツオなど)
 
【カリウムはこんな人におすすめ】
・高血圧の方
・多量に汗をかく人
・激しい下痢をした人
 
【カリウムを摂りすぎると?】
・必要を上回る量を摂れば、身体の外に排泄されるため、日常的には摂りすぎる心配はありません。
・腎臓の機能が低下している人は、排泄する機能が充分に働かないため、体内にカリウムを溜め込む高カリウム血症になることがあります。血圧の低下などを引き起こします。
 
【カリウムマメ知識】
・一般に東北地方は、食塩を摂る量が多いため、高血圧や脳卒中の発症が多いです。ところが青森県の人は、脳卒中の死亡率が低く、血圧も低いことが知られています。これには、りんごを食べる量が関係していると言われています。青森県の人は、りんごをたくさん食べます。りんごにはカリウムが多く含まれていますので、高血圧や脳卒中の予防に有効だと言われています。このように、りんごを積極的に食べると良いですね。
 
 
参考文献
◎上西一弘(2008)栄養素の通になる 第3版 女子栄養大学出版部P.169~174
◎中村丁次監修(2005)栄養の基本がわかる図解辞典 成美堂出版P.116~117