【noiサプリメント】栄養素のお話㉖ 亜鉛について

亜鉛 元素記号Zn

 
こんにちは!
管理栄養士のI♡です。
 
今日は味覚に影響を与える亜鉛のお話です。
 

亜鉛とは      

亜鉛は、微量ミネラルの一種です。体の中で作ることができないので、食べ物から摂取する必要があります。
亜鉛は、成人では体内に2g程含まれ、血液や皮膚に多く存在します。
 
c0aeca50e19803f13014fa18d65a575a_m
 
【亜鉛の働き】
・細胞分裂を正常に行って、新しく細胞を作ります。たんぱく質の合成にも関わるため、体の成長に欠かせません。
・皮膚の炎症や傷の回復時には、多く亜鉛が使われます。
・ホルモンの分泌に関わります。
・亜鉛は、前立腺や精子に多く存在しています。精子の形成に亜鉛は不可欠で、生殖機能を正常に保つ働きをします。
 
【亜鉛が不足すると】
・小児では、身長や体重などの発育が著しく遅れます。
・思春期では性的な発達が遅れ、成人男性では性機能不全(性欲の減少など)が起こります。
・味覚障害や皮膚炎が起こります。
・免疫力が低下します。
 
【亜鉛が良く含まれている食品】
・魚介類(カキ、ホタテ貝など)
・肉類(豚レバー、牛肩肉、牛もも肉など)
・玄米ご飯、胚芽精米ごはん、納豆
 
【亜鉛はこんな人におすすめ】
・味覚障害の方
・風邪などをひいて、免疫力が落ちている方
 
【亜鉛を摂りすぎると?】
・食物から摂る場合は、摂りすぎの心配はありません。
・サプリメントなどで多量の亜鉛を継続的に摂ると、銅や鉄の吸収が阻害され、貧血になることがあります。
・めまいや吐き気がすることがあります。
 
【亜鉛のマメ知識】
・若い女性に、亜鉛不足による味覚障害が増えているようです。極端なダイエットや植物性の食品に偏った食生活、加工食品ばかりの食事などによるものと考えられています。穀類や豆類に多いフィチン酸、青菜に多いシュウ酸、加工食品に含まれることが多いリン酸塩は、亜鉛の吸収を妨げることが知られているからです。亜鉛は、バランスの良い食生活を心がければ不足することはありませんので、食生活を見直してみましょう。
・亜鉛は、発毛を促進すると言われています。しかし、髪の毛は亜鉛だけで作られているわけではないので、全身の栄養状態を良くすることが大切です。
 
 
参考文献
◎上西一弘(2008)栄養素の通になる 第3版 女子栄養大学出版部P.202~207
◎中村丁次監修(2005)栄養の基本がわかる図解辞典 成美堂出版P.122~123