【noiサプリメント】栄養素のお話㊼ ヒスチジンについて

ヒスチジン

 
こんにちは!
管理栄養士のI♡です。
 
今日はヒスチジンについてお話しますね。
 

ヒスチジンとは      

ヒスチジンは唯一の「体内で合成出来る必須アミノ酸」という性質があります。
正しく言えば、「子供には合成できず、大人になると合成出来るようになるアミノ酸」で『子供にとっての必須アミノ酸』と言えます。
 
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【ヒスチジンの働き】
・神経機能の補助、食欲の抑制、脂肪燃焼効果などです。
・子供の、成長ホルモンの分泌を促進する働きがあります。
・赤血球の材料となり、貧血を防ぎます。
・紫外線から肌を守り、シミやそばかすを防ぎます。
・体内に取り込まれたヒスチジンは、分解され神経伝達物質であるヒスタミンに変化します。このヒスタミンは、外部からの刺激に応じて血管を拡張する働きがあり、血圧低下などの作用をもたらします。また、最近の研究では急性期の脳梗塞患者に投与すると脳細胞への影響を食い止められることが分かっています。
 
【ヒスチジンが不足すると】
・ヒスチジンの不足は、子供の成長阻害に繋がります。ヒスチジン以外にも成長に関わる必須アミノ酸はありますが、体内でヒスチジンが合成できない子供の場合は、ヒスチジンの不足の影響は大きなものとなります。また、ヒスチジンが合成できる大人でもヒスチジンが不足してくると、肥満や皮膚疾患などを引き起こす恐れがあるため大人も食事での摂取も欠かすことは出来ません。
 
【ヒスチジンが良く含まれている食品】
・魚介類(サバ・鰯・サンマなどの青魚、カツオ(鰹節)、マグロなど)
・肉類(鶏肉、子牛肉など)
・牛乳、大豆、チーズなど
特にサバはヒスチジンが多く含まれるため、人によっては食べただけでもアレルギーを起こす食品ともなっています。
 
【ヒスチジンはこんな人におすすめ】
・子供
・血圧を低下させたい方
・シミやそばかすを防ぎたい方
 
【ヒスチジンを摂りすぎると?】
・ヒスチジンを摂りすぎると、ヒスタミンの血中濃度の増加を招きます。ヒスタミンは神経伝達物質として働きますが、ヒスタミンH1受容体と結びつくとアレルギーを引き起こす原因とります。そのため、ヒスチジンを摂りすぎると強い痒みやじんましん、酷いときにはショック症状を起こしてしまうことがあります。そのため、喘息やアトピー性皮膚炎などの症状を持つ場合には、ヒスチジンによる反応が出る場合もあるため、多く摂りすぎることは控えましょう。
 
【ヒスチジンのマメ知識】
・サバは「サバの生き腐れ」というほど、たんぱく質の分解が早く進む為、なるべく新鮮な物を食べるようにしなければなりません。古くなった魚ほどヒスタミンをふくんでおり、加熱などでは減少しないので古くなっている魚は食べないようにしましょう。サバアレルギーの人は、他のヒスチジンを含む食品で摂取するようにするとよいでしょう。または、ヒスタミンの血中濃度を下げる効果がある必須アミノ酸のメチオニンと合わせて摂取するのも手です。

 
 
参考文献
「ヒスチジン」 アミノ酸白書
http://aminoacid-wp.jp/b09histidine.html (2015-08-06参照)
「ヒスチジン」ダイエット Slism
http://slism.jp/related_terms/histidine.html (2015-08-06参照)