【noiサプリメント】栄養素のお話51 グリシンについて

グリシン

 
こんにちは!
管理栄養士のI♡です。
 
グリシンという栄養素は聞いたことありますか?
 

グリシンとは      

グルタミン酸とはアミノ酸の一種で、体内で合成が可能な非必須アミノ酸に分類されます。体内では非必須アミノ酸のセリンや必須アミノ酸のスレオニンから合成されます。
 
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【グリシンの働き】
・体内でのコラーゲンの合成をします。加齢と共に起こる関節痛や腰痛は、コラーゲンの不足を原因としているため、グリシンの摂取は重要です。
・保湿作用があります。肌の張りの維持と、肌荒れ防止に効果を発揮します。
・抗酸化作用があります。老化の原因となる、活性酸素の生成を防止する効果があります。
・コレステロール値を下げる効果もあるため、高血圧や脳卒中の予防にも役立ちます。さらに、湿疹や皮膚炎、口内炎の改善に用いられる医薬品の原料としても活用されています。
・グリシンは睡眠に入りやすくするのと睡眠の質も高める働きがあります。
・脳内神経伝達物質であるセロトニンを増加させます。セロトニンは脳内で不足すると、うつ症状を引き起こすことが知られています。グリシンがセロトニンを増加させることにより、抗うつ作用を持つと報告されています。
 
【グリシンが不足すると】
・グリシンが不足すると体内でのコラーゲンの合成が滞り、膝や腰の関節痛や肌荒れ、筋肉痛などのトラブルを起こしやすくなってしまいます。
・グリシンの不足は睡眠にも及び、寝つきが悪くなり寝不足を引き起こす恐れがあります。
 
【グリシンが良く含まれている食品】
・肉類(牛スジや鶏軟骨・豚足など)
・魚介類(フカヒレやエイ、エビ・カニ、イカ、魚の煮凝りなど)
グリシンはコラーゲンの構造の30%以上を占める物質でもあり、動物性のコラーゲンを食べることがグリシンの効率的な摂取に繋がります。
 
【グリシンはこんな人におすすめ】
・睡眠でお悩みの方
・うつ病を予防したい方
・美肌を目指したい方
 
【グリシンを摂りすぎると?】
・グリシンは日常生活で、多く摂りすぎることはないと考えられていますが、動物実験の結果、呼吸筋のマヒが起こる可能性があることがわかっています。
 
【グリシンのマメ知識】
・最近の研究ではグリシンを充分に摂取していると、摂取量が足りない人に比べて早く深い睡眠状態に移行できることが分かっています。
・睡眠には浅いレム睡眠と深いノンレム睡眠があり、グリシンはノンレム睡眠への移行をスムーズにして脳に休息を与えてくれます。
・食品添加物としてのグリシンは米飯の炊き上がりを艶やかにし、長持ちさせる効果を持っていることからコンビニのお弁当によく利用されています。
 
 
参考文献
「グリシン」 アミノ酸白書
http://aminoacid-wp.jp/c09glycine.html (2015-09-04参照)
「グリシン」わかさの秘密
http://www.wakasanohimitsu.jp/seibun/glycine/ (2015-09-04参照)