【noiサプリメント】栄養素のお話58 大豆イソフラボンについて

大豆イソフラボン

 
こんにちは!
管理栄養士のI♡です。
 
積極的に摂取してらっしゃる方も多い大豆イソフラボンについて、お話ししますね。
 

大豆イソフラボンとは      

イソフラボンは、主に大豆の胚芽部分に多く含まれているポリフェノールの一種で、女性ホルモンとよく似た働きを持つ成分です。 女性らしい体をつくる役割を持ち、女性ホルモンの減少によって引き起こされる更年期障害の症状を改善する効果や、骨粗しょう症を予防する効果があります。
 
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【大豆イソフラボンの働き】
・更年期障害の症状を改善する効果があります。
女性は年齢とともに卵巣の機能が衰えて起こる更年期障害や、無理なダイエットなどによりエストロゲンの分泌が減少することによって、月経周期が乱れてしまいます。大豆イソフラボンには、エストロゲンの分泌を促し、更年期障害の症状を改善する効果があります。
・骨粗しょう症を予防する効果があります。
エストロゲンの分泌が減少すると、骨にカルシウムを蓄えておく力が低下してしまいます。その結果、骨密度が低下する骨粗しょう症になることがあります。大豆イソフラボンは、エストロゲンの分泌を促し、骨の中にカルシウムを蓄えることで、骨粗しょう症を予防します。
・美肌効果があります。
年齢や生活習慣によってエストロゲンの分泌が減少すると、肌の弾力を保つコラーゲンや、肌に潤いを与えるヒアルロン酸をつくる力が低下し、しわやたるみなどの肌の老化現象が引き起こされます。女性らしい体をつくる上で、エストロゲンと似た働きを持つ大豆イソフラボンは、肌の弾力性を保ち、しわを改善する効果があります。
・生活習慣病の予防・改善効果があります。
脂質の一種であるコレステロールは、細胞をつくる重要な成分です。しかし、コレステロールが増加すると、動脈硬化が進行し、心筋梗塞や脳梗塞といった命に関わる病気を引き起こす可能性があります。特に、更年期の女性は年齢とともにエネルギーの代謝が悪くなるため、コレステロールが増加しやすいといわれています。大豆イソフラボンは、血液中に増えすぎたコレステロールを減少させる効果があり、生活習慣病や動脈硬化の予防に役立ちます。
 
【大豆イソフラボンが多く入っている食品】
・納豆・きなこ・豆腐・油揚げ・みそなどの大豆食品
・葛の根
・レッドクローバー
☆大豆イソフラボンを食品で補う場合は、豆腐なら150g(半丁)、納豆なら60g(1パック)が目安となります。
 
【大豆イソフラボンはこんな人におすすめ】
・更年期障害でお悩みの方
・骨粗しょう症を予防したい方
・生活習慣病を予防したい方
 
【大豆イソフラボンを摂りすぎると?】
・食品から大豆イソフラボンを摂取する場合は、普通に豆腐や納豆を食べている分には特に注意する必要はありません。
・サプリメントで大豆イソフラボンを補う場合は、一日の上限値がアグリコン型として30mgと定められています。摂りすぎると、女性ホルモンのバランスが崩れエストロゲンの分泌も過剰になることや、乳がんなどにかかるリスクが上昇します。またホルモンバランスが崩れ、胃腸の調子が悪くなることや体調不良を引き起こします。摂りすぎに注意しましょう。
・大豆イソフラボン以外のサプリメントを摂取している人も、他のサプリメントに大豆イソフラボン成分が入っていることもあるので、成分量を見ながら飲み合わせには注意してください。
・妊娠中の方や15才未満の子供も、サプリメントでの摂取はおすすめできません。
 
【大豆イソフラボンのマメ知識】
・普段の食生活で最もイソフラボンを取り入れやすい食材は、大豆です。大豆そのものを食べることはもちろんですが、大豆の加工食品にもイソフラボンは含まれます。豆腐・しょうゆ・みそなど多くの種類がありますが、大豆を加工する間にイソフラボンが流出・分解するため、食品によって大豆イソフラボンの量に差があります。
・最も大豆イソフラボンの含有量が多いのは、きな粉だといわれています。きな粉は、大豆を炒ってから皮をむき、ひいた状態のものです。製造工程の中で大豆イソフラボンの流出が少なく、大豆イソフラボンを効率良く摂取することができる食品です。
・男性にも大豆イソフラボンは必要な栄養素です。大豆イソフラボンは、更年期障害の改善や美肌効果があるため、女性に必要な成分というイメージがありますが、高齢の男性に起こりやすい前立腺ガンの予防にも役立ちます。
・前立腺ガンは、男性ホルモンの過剰な分泌が原因で引き起こされます。女性ホルモンであるエストロゲンの働きに近い大豆イソフラボンを摂取することで、男性ホルモンを抑え、前立腺ガンの予防効果が期待できます。
 
 
参考文献
◎「イソフラボン」わかさの秘密
http://www.wakasanohimitsu.jp/seibun/isoflavone/ (2015-11-13参照)
◎「大豆イソフラボンの効果的な摂取量は?【摂り過ぎには注意】」 サプリコンシェル
http://suppleconcier.com/daizuisoflavone-758.html (2015-11-13参照)