シリーズ・編集長がやってみた「骨董」第2回 ~残された骨董品・古美術品を調べてみた~

Aha!Post編集長・小山さんが自ら体験したことを綴る「編集長がやってみた」骨董編。

今回は第2回、「骨董品を売ってみた」です。

~残された骨董品・古美術品を調べてみた~

 

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連載第2回は、骨董商・古美術商にあたる前に、実際には何があるのかをあらためて調べてみた話です。

 

専門業者に相談するにしても、「どんな骨董が」「それぞれ何点あるのか」ぐらいは把握しておかないと話にもならないでしょうから、先ずは手始めに、それらのリストを作ろうと思い、保管場所(所有していた当人の家です)に行ってみることにしました。

 

ちなみに当人からは、以前に、掛け軸がたくさんあること、中には結構高いものもあることなどを聞かされていましたので、ちょっとした期待感を持っていたことは否めません。

 

さて、手始めに掛け軸(数十本ありました)を調べてみました。

するとそこからA4の書類が見つかりました。表紙には、「鑑定」の文字が記載されています。

開いてみると、それぞれの鑑定結果らしきものが記載されており、中には「円山応挙 300万円」とか「狩野探幽200万円」なる記載が……。

 

思わず、色めき立つといいますか、かなりの興奮を覚えたことは間違いありません。

だって応挙ですよ。素人の私でも知っているビッグネーム。それに加えて「狩野」なんて名前を見れば、誰だって興奮するのではないですか?

 

書類の日付は2000年になっていましたので、当人が、以前に鑑定に出していたのでしょう。

(当人もやることはやっていたのですね)

 

書類に照らし合わせながら、掛け軸をチェックしてみたところ、すべてが残されていたわけではありませんが、「応挙」と「探幽」は見つかりました。そのほかにも「5万円~20万円」などの評価されているものがあり、合計すると結構な金額になります。(これはスゴいことになった!)

 

さらに詳しく見てみると、鑑定を請け負ったA社の名前と鑑定人の記載もあります。その中には某大学の先生が、しかも2人も入っていて、これはもう、「本物に間違いない」と確信してしまいました。

(しかし、著名な円山応挙が、こんなところにあるというのも極めておかしな話ですが……。)

 

 

掛け軸のリストは作る必要がなくなったので、ほかにも「売れるかも」というものをスマホでバチバチ撮影し、後でプリントして、一応の資料の作成は完了しました。(これで準備OKです)

 

 

さあ、ここからが本番です。後日、A社に電話をしてみました。

 

しかし、どうも話がかみ合いません。

「以前にそちらに鑑定をお願いしたのですが」ということから説明しましたが、先方の方の話も要領を得ません。

しばらく話をしてわかったのは、そもそもA社は、骨董商ではないということ。当然、買い取りをやっていないということです。

 

「そんこともあるのか」と、妙な印象を受けましたが、それでは仕方ありません。

ほかの業者さんにあたることにしました。

 

(第3回に続く)

 

※本コラムは、あくまでも個人の体験を元であり、業界全体を評価するものではありません。