アンチエイジング特集:頻尿は膀胱の老化が原因!?

冷え性対策は膀胱のアンチエイジング

こんにちは! PMSマニア編集部の管理栄養士 石川です。

毎日暑いですが、冷房に当たりすぎて体を冷やしていませんか?

実は、からだの冷えと頻尿には密接な関係があります。

今日は、排尿の仕組みと頻尿対策方法についてお伝えします。

 

まずは、排尿の仕組みを知る。

 

■排尿の仕組み

膀胱は、男性では腸の前に、女性では子宮の前に位置している臓器です。

ご存知のように尿をためておくための袋状の臓器です。

尿がたまっていない時には平べったい形をしていますが、尿がたまってくるとだんだんと球状に変化していきます。

膀胱は三層の薄い平滑筋(筋肉)からなります。

左右二つの腎臓からでた尿は尿管を通り膀胱に至りますが、膀胱が伸び縮みする弾力性のある臓器であるため、300cc~500ccほどの尿をためることができます。

我慢したとして600cc~700ccほどまでためることができますが、200cc ほどたまると尿意を感じ始めます。

排尿を我慢しようと意識しなくても、400cc程まで我慢することが出来ます。

 

pict01_01_3[1] pict01_01_2[1] (1)

 

1日8回以上は頻尿のサイン!?

 

■頻尿とは

腎臓から排出される尿の量は1分間に約1ccと言われており、1時間で約 60cc、5時間ほどすれば人が尿意を催す300ccに近い量がたまることになります。

尿の量は1日1L~1.5Lほどですから、300ccたまったところでトイレに行くと、1日の排尿回数は4回から5回程度ということになります。

起きている時で8回以上、寝ている時で2回以上の尿の排尿があれば、頻尿や夜間頻尿と考えます。

200ccほどたまったところで排尿をするのが普通になってくると、膀胱が小さくなってしまう原因になります。

そうして膀胱が小さくなってしまい、ためる量が少なくなってしまうと、1時間に一度程度排尿をする必要が生じます。つまり頻尿とよばれる状態です。

 

膀胱は訓練すれば若返る

 

■頻尿にならないために

 

1.膀胱訓練を行う

この方法は、何かしらの病気が原因の頻尿や前立腺肥大症などでは逆効果になってしまいますので注意してください。

膀胱訓練は、尿をためにくくなった膀胱をためやすくする訓練です。

具体的には尿意を感じても少しずつ排尿するまでの時間を長くする訓練方法です。

時間を長くするとはいっても、極端に長い時間ではなく、5~10分程度を目安に行います。

それも毎回行うのではなく、1日に数回(2~3回)から始めるようにしましょう。

こうして少しずつ訓練を積み重ねることにより、尿をためる量が徐々に増え、頻尿の改善につながります。

 

2.コーヒーやお茶を飲みすぎない

コーヒーやお茶に利尿作用があることはよく知られていることですね。

適量であれば、もちろん問題がないのですが、多く飲み過ぎると頻尿を助長してしまいます。

また、コーヒー・お茶には利尿作用のほかに覚せい作用もあります。

就寝前に飲めば、トイレが近くなり、熟睡できずに夜間頻尿の原因を作ってしまいます(浅い眠りも夜間頻尿の原因のひとつです)。

コーヒーやお茶を我慢する必要はありませんが、飲む時は量にも注意しておくべきですし、飲む時間にも注意する必要があります。

目安として一日2~3杯なら良いでしょう。

 

3.体を冷やさない

体が冷えたり外気温が低いと、トイレにいく回数が増えます。

頻尿になるということは、それだけ腎臓に負担がかかっているということでもあります。

ですので、もともと頻尿気味であろうとなかろうと体を冷やすことは健康に悪い影響を与えています。

また、膀胱炎(膀胱炎は女性の一番の頻尿の原因です)になりやすいという方は、特に下半身が冷えないように注意しましょう。

気温が低い冬に対策するのは当然のこととして、夏でもエアコンがあり涼しくなっています。冬でも夏でも体を冷やさないということは、立派な頻尿対策になります。

ゆっくりお風呂に浸かり温まることや、カーティガンやひざかけ、腹巻や靴下などで体を温めるのもおすすめです。

 

みなさん、頻尿対策をし、快適な生活を送ってくださいね。

 

 

■参考資料

PMS(月経前症候群)に悩む女性のためのサイト「PMSマニア」

http://pms-mania.com/